トラストガーデン宝塚にて新年の縁起物、獅子舞の公演が行われました。獅子舞に頭を噛まれると魔除けになり、一年をより良く過ごすことができると信じられています。
「獅子が噛みつくと神がつく」という縁起を担ぎ、それぞれ痛い所をありがたく噛んで(神で)いただきました。
日本の伝統和楽器を交えたステージは、和楽器の魅力もあいまって、素晴らしい公演でした。
お客様より「和楽器の音色は、体に心地よく響き、エネルギーみなぎる迫力の響きは胸を打たれ涙がこぼれました」とのお声をいただきました。
トラストガーデン宝塚では、12/13に園芸療法第2弾として『クリスマスリース作り』をいたしました。
まず始めに先生より、リース花材や作り方の説明を受け、皆さまリース作りのイメージを膨らませていらっしゃいました。フレッシュなモミの木、甘い香りのシナモン、天然のハーブと色鮮やかな木の実などを前にして、五感でも楽しみながら作品作りが始まりました。
「ちゃんと出来るかしら」「ぶきっちょだから」と不安げなお声も聞こえましたが、花材のポイントや位置を探って近くから見たり遠目にして見たりと仕上がりを確認されながら、次第に作品作りに没頭しておられました。
最後は出来上がった作品をお互いに見せ合いながら、「わー素敵」「センスがあるわ」「あなたのも素敵よ」などとお互いの作品を称えあい、大きな拍手で完成を喜び合っていらっしゃいました。
引き続き、輝き祭でご入居から展示いただいた作品をご紹介します。
小山様の奥様のご遺作は、豊中市からの出展依頼があった際にもお断りになられた品で、ご家族様以外の方に見て頂くのは今回が初めてだそうです。
奥様の作品は細かな描写が特徴だと、少し照れくさそうにされながらも熱く語って下さいました。奥様が作品を、小山様が建具を誂えたとのことで、とても素敵なご夫婦愛を感じました。
星野様はご両親が長年愛用されたお着物を仕立て直したお洋服を展示してくださいました。
お写真のワンピースもお着物から仕立てたもので、「これは母の絞りの浴衣、さらっとして着やすいの」とお話下さり、他にも「これは父がよく来ていた着物をセットアップにしてみたの」などと話される中には、ご両親への深い想いを感じました。
今、着物は捨ててしまう人が多いようだけど、とても良いものなのでもったいないでしょ、と"古き良さ"を現代に生かす暮らしはSDGsにも通じますね。